食品に発生するムシ
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●タバコシバンムシ
体長は2〜3mm。成虫は上からみると、短い円筒形。乾燥葉タバコだけでなく乾燥加工食品などを好んで食べます。人家の畳部屋などで見かけることがあります。
●コクヌストモドキ
体長は3〜4mm。有名な食品害虫のひとつ。穀類では穀粒より穀粉から発生。ヒラタキクイムシの出す粉状の木くずなどからも発生。冬は暖かい場所で成虫越冬します。
●チャタテムシ
体長1〜1.3mm。湿度が高い部屋や結露しがちでカビの発生する場所に大発生します。刺したりかんだりすることはありませんが、ツメダニが増える原因になります。
●ノシメマダラメイガ
成虫の体長は8mm前後。穀物、豆類、ナッツ、ココア、チョコレート、乾燥果実などさまざまな貯蔵食品から発生します。大阪では台所などで4月から11月ごろ成虫がみられる。画像は乾燥食品庫内で交尾中の成虫。