建材から発生するムシ
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●ヤマトシロアリ副女王
体長 女王40mm 職蟻5mm内外。女王は毎日卵を産み続け、1つの集団(コロニー)は3〜5万匹にもなる。ヤマトシロアリの被害は風呂、台所などの床下で湿った場所に集中。
●ヤマトシロアリ有翅虫
有翅虫体長 4.5〜7.5mm。大阪では4月下旬〜5月上旬、雨上がりの暖かい日に羽アリの大群が飛び出すことがあります。(この時だけ体全体が黒っぽくなります)
●ヤマトシロアリの被害
写真は床下に放置された材木を二つに割ったところ、外側から見れば、シロアリの被害には気づかないのに、材木の中はヤマトシロアリの職蟻(働きアリ)でびっしり。

●イエシロアリの女王
イエシロアリの女王の寿命は大変長く10年以上に及び、コロニーは数十万〜百万匹にもなる。羽アリは6月〜7月の夕方に新しい巣を求めて一斉に飛び立ち、街灯や玄関の照明の回りに集まる

●イエシロアリの被害
イエシロアリの被害は2階や天井裏など住宅全体に及ぶことが多く、被害も甚大である。写真はイエシロアリに加害された床束で、指で簡単に木を剥ぐことができます。泉佐野市の住宅

●イエシロアリの分布
大阪府下におけるイエシロアリの分布は大阪市西南部および堺市以南の海岸線で普通にみられるが、最近では海岸線から離れた四条畷市の住宅での被害も報告されている。泉大津市

●ヒラタキクイムシ
体長3〜8mm。 年に1回発生、成虫は5月〜6月に木材中で羽化し、ラワンなどの木材に画びょうの跡のような穴を開けて表に出てくる。被害は夏〜秋に多い。