大阪府衛生害虫検索システム

虫名
アカイエカ
説明

中型で成虫は体長5.5mm。翅長4.5mm。胸部は赤褐色、腹部背面は黒褐色で黄白色の横帯と白色の三角形の側紋がある。吻は暗褐色、翅に斑紋は無い。 幼虫は下水溝などの汚水で発生し、成虫で越冬する。 夜間吸血性、人や鳥をよく吸血し、イヌのフィラリアを媒介する。最も普通種。

虫名
コガタアカイエカ
説明

成虫は体長4.5mm。翅長3.5mm。アカイエカに似ているが、やや小型で、吻の中央に幅広い黄白色帯がある。脚の全ての関節部に白色帯がある。翅に斑紋は無い。 幼虫は池沼、水田地帯の比較的きれいな水域で発生し、成虫で越冬する。 夜間吸血性でブタやウシ、ヒトを好んで吸血する。成虫の移動距離はきわめて長い。日本脳炎を媒介する。

虫名
シナハマダラカ
説明

成虫は体長5.5mm。茶褐色で、吻は暗褐色、翅に白と黒の斑紋がある。 幼虫は池沼、水田など水草の多い所で発生する。 夜間吸血性で、ブタやウシなどの大型動物を好むがヒトからも吸血する。止まるときは、ハマダラカの特徴として尾端を上げて斜めに静止する。マラリアを媒介する。

虫名
ヒトスジシマカ
説明

成虫は体長5mm。翅長3.5mm。黒色、吻も黒色。胸部背面に明瞭な1本の白色の条紋がある。後脚の第5ふ節は白色。 幼虫は水槽、墓の花立・竹筒、バケツ、空缶、空瓶などの小水域で発生する。 昼間激しく吸血し、屋内にも侵入するが、成虫の行動範囲は狭い。最も普通種。

ひとつ前の画面に戻る