大阪府衛生害虫検索システム

虫名
セアカゴケグモ
説明

成クモの雌は7〜10mm、褐色〜黒色で、腹部背面に大きなオレンジ色〜赤色の斑紋がある。腹部が大きく、脚が長いため、脚を伸ばすと3〜4cm位あり大きく見える。若クモは白条を持ち、幼クモは雄に似ている。雄は3〜4mm。腹部背面は灰白色で、中央に縁取りのある白色斑があり、その両側に黒色紋が2列に並ぶ。ゴケグモ類は、腹面に砂時計形の薄赤色の斑紋を持つ。
餌条件や温度にもよるが、年に数回産卵し、20〜30日でふ化、80〜90日で成熟する。
芝地や花壇周辺の流水のない側溝の蓋の裏、ブロックや車止めの孔や窪み、建物の隙間や窪み、ベンチや遊具の下、放置自転車や廃車などに管状巣をつくり、地面に不規則網を張り出す。糸は強壮で、落ち葉やゴミをまとわせている。
強い神経毒を持っており、放置してある時に営巣されたものを使って、咬傷害を受けることがある。

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