大阪府衛生害虫検索システム

虫名
アズキマメゾウムシ
説明

体長2〜3mm。赤褐色で、黒褐色の斑紋と白色の短条がある。♀の方が色彩が鮮やか。触角は♂で櫛状、♀はノコギリ状。
成熟幼虫は3mm前後。ゾウムシ型で乳白色。頭部は小さく褐色。脚は退化し肉肢となっている。
年5〜6回発生するが不規則。アズキの食害虫。成虫は10〜20日生存するが、餌があればもっと長期間生存できる。摂食せずに産卵可能。1豆粒あたり5〜10個体生育できる。

【甲虫の幼虫】
潜り込んで生活しているものは薄色で細毛を疎らに装うものが多い。タマムシ型、コガネムシ型、ゾウムシ型などに分けることができる。コガネムシ型は頭部が大きく胸脚があり、【C】の字型である(タマムシ型は棒状)。ゾウムシ型は頭部が小さく脚がなく(肉肢となっている)、ウジムシ型で、ガの幼虫と間違いやすい。

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