大阪府衛生害虫検索システム

虫名
コクゾウムシ
説明

体長2〜2.8mm。吻があり、黒褐色で、橙黄色紋がある。光沢はない。
幼虫はゾウムシ型で乳白色。脚は退化し肉肢となっている。
年3〜4回発生するが不規則で、夏に多い。成虫越冬。貯穀害虫で、米・麦・トウモロコシなどを食害する。精米されていない玄米などの穀粒に穴を開け、1粒1卵を産みつける。成虫は4ヶ月くらい生存し産卵を続ける。卵は5日位でふ化、幼虫期間は20日くらいで蛹化し、5日位で羽化する。

【甲虫の幼虫】
潜り込んで生活しているものは薄色で細毛を疎らに装うものが多い。タマムシ型、コガネムシ型、ゾウムシ型などに分けることができる。コガネムシ型は頭部が大きく胸脚があり、【C】の字型である(タマムシ型は棒状)。ゾウムシ型は頭部が小さく脚がなく(肉肢となっている)、ウジムシ型で、ガの幼虫と間違いやすい。

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