体長3.5〜4.5mm。黒〜黒褐色で、灰色の細毛に覆われる。腹部の第１〜２節の間が括れ、腹柄節は１節で縦に平たい。後胸背面が窪む（後胸溝）。腹端に目立った刺針がある。
羽アリは６〜７月に出現する。羽アリの雌は体長５〜７mmで、黒色、腹部第３〜５節は黄褐色。触角は12節で、先端は褐色。雄は体長５mm前後で、黄褐色で光沢がある。触角は13節で糸状。
木材の腐朽部や腐植土中に営巣し、家屋内では浴室周辺に羽アリが出現して刺傷被害を受けることが多い。