成虫は開長25〜30mm。前翅は緑色、外縁部が褐色。
成熟幼虫は体長23mm前後。俵形で腹脚を欠く。黄緑色で、背線は暗緑色、その両側には青色の線があり、第1腹節背面の棍棒状突起が橙色をしている。若齢期と終齢期では色彩がかなり違う。第2齢までは集団生活をする。繭は楕円形の褐色をしている。
サクラ、カエデ、カキなど多種の樹木の害虫で、街路樹、庭木などに大発生する。イラガ類では最も普通。
イラガ類の毒刺に触れると、電撃的な痛痒があり、数時間続く。痛みは一旦なくなっても、刺激や摩擦によって再び痛痒が起こる。
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