大阪府衛生害虫検索システム

虫名
アタマジラミ
説明

体長は雄で1.0〜2.0mm、雌で1.8〜2.7mm。未吸血の時は灰白色。
卵は0.5mmで楕円形。卵蓋は比較的平ら。
頭髪に寄生する。保育所、幼稚園、小学校低学年などで集団発生することが多い。ほとんど接触感染で、帽子・タオル・寝具などを介して移ることもある。
成虫は約1ヶ月生存し、毎日3〜9個の卵を毛の根元に産み付ける。1雌あたりの産卵数は300個位。頭髪の耳の辺りから後頭部にかけて産卵する。卵は7〜10日でふ化し、幼虫期間は8〜10日。吸血できないと1/4日〜3日しか生存できない。脱皮した後の卵殻は、毛孔の皮膚片や脂肪球とは、毛に強く固着している点で概ね区別できる。

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